私の場合、ネフローゼ症候群を発症したため約一ヶ月半の治療入院が必要となりました。
プレドニゾロン(プレドニン)という薬を服用することでステロイドを体内に取り込む治療です。
免疫力の低下など様々な副作用があるため、薬の量が減るまでは退院ができません。
これから入院を控えている方のために、私が送っている入院中のタイムスケジュールをご紹介していきたいと思います。
入院中のルーティーン
入院中は、決められた時間に体に異常が発生していないかこまめに測定を行います。
当然ながら食事や消灯時間なども決まっており、それらのタイムスケジュールを実体験交えて説明させていただきます。
6時00分:起床・検温・体重測定
起床とともに検温(血圧・体温測定)と体重測定を実施。
入院生活が長引くと、徐々に平均値も把握できるようになるため、自身のコンディション把握に有効。
その後、朝食前の血糖測定までフリータイム。
7時10分:血糖測定
朝食の約30分前に血統値を測定。
簡易キッドのようなもので手の指に針を刺し、微量の血を採取し測定。
最初は針を刺す瞬間にビクッと驚きましたが、徐々に慣れていきます。
その後、朝食までフリータイム。
7時40分:朝食
朝食のご飯は基本的に低たんぱく米ではなく、通常の白米でした。
ただし、バランスを取っておかずはあっさり目です。
何か理由があるのかは分かりませんが、病院食ですから何らかの目的があると思われます。
その後、10時の検温までフリータイム。
10時00分:検温
検温(血圧・体温測定)を実施。
その後、昼食前の血糖測定までフリータイム。
11時30分:血糖測定
昼食の約30分前に血統値を測定。
その後、昼食までフリータイム。
12時00分:昼食
昼食が一番カロリーが高めでガッツリです。
たしかに昼間が一番身動きを取るため、エネルギーを補っておく必要がありそうです。
その後、17時の検温まで長めのフリータイム。
午前中は測定などの頻度が若干多いため、この時間帯のフリータイムが本当の意味でのフリータイムかもしれません。
17時00分:検温
検温(血圧・体温測定)を実施。
その後、夕食前の血糖測定までフリータイム。
17時30分:血糖測定
夕食の約30分前に血統値を測定。
その後、夕食までフリータイム。
18時00分:夕食
朝昼夕のなかで一番バランスの取れた食事だと思います。
寝る前までには満腹感も丁度良い具合になっており、寝付きやすい量と内容です。
22時00分:消灯・就寝
この時間までに眠る習慣がなかったため、最初は苦労しました。
段々と体が慣れていくので自然と寝付けるようになりますが、朝4時ぐらいに目が覚めることもあります。
ステロイドの副作用で睡眠障害が発生することもあるため、場合によっては睡眠導入剤を処方してもらうこともできます。
常時:尿量測定
これといった時間は決められていませんが、尿量を常にチェックします。
排尿の度にその量を測定し、チェック表に書き込んでいくといった作業です。
週2回:採尿・採血
ステロイド治療の効果や副作用などを確認するため、週に2度ほど採尿・採血検査を実施します。
尿たんぱくの数値が減っているかなどを確認していきます。
フリータイムの過ごし方
読書、テレビ視聴、仮眠、シャワーを浴びたりなど様々。
基本は安静ですので、特別なにか体を動かすようなことはしていません。
私の場合は、多くの時間をブログ更新に割いていました。
私が入院している病院はテレビ視聴が有料のため、テレビはあまり見ていませんでした。
本を大量に持ち込める方は、読書もいいと思います。
せかせか暮らしていた入院前の生活が嘘のような入院生活。
病気になったことにより不安も募ると思いますが、不思議と心に余裕が出てきたりもしました。
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