入院生活36日目。
尿たんぱくの数値の思いのほか改善せず、薬の組み合わせを代えることに。
新たに処方された薬にどんな副作用が待ち受けているのであろうか。
ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群
プレドニンを服用して約1ヶ月が経過した。
1日当たり55mgを服用してきたが、尿たんぱくがいまだに検出される。
尿たんぱくの数値自体は徐々に減少しているものの、一般的な人と比べるとそのペースが遅いようだ。
プレドニンという薬を用いて体内にステロイドを投与しているが、ステロイドに抵抗性があるようで効き目がいまいちのようです。
こういった症状をステロイド抵抗性ネフローゼ症候群というらしい。
新たに処方された薬
シクロスポリンという新たな薬が処方され、本日より服用することになった。
シクロスポリンは朝夕の食前に服用し、合計150mg/日を飲むことになる。
・製造メーカーが異なるだけで、効果や副作用はネオーラルと同じ
その代わりに、プレドニンの服用は55mg/日から45mg/日へと減薬した。
シクロスポリンは免疫抑制剤の1つで、ステロイドと併用しながら服用することで約8割のステロイド抵抗性ネフローゼ症候群の人に効果が現れるようです。
副作用
シクロスポリンは尿たんぱくの数値が減少する効果がある一方、副作用についても注意が必要とのこと。
この薬に関していまの私では知識が浅すぎるため、具体的な副作用を現段階で書くのは控えますが、いままで以上にいろんな副作用が出ることが予想されます。
幸いなことにプレドニンを飲んでも苦になるような副作用はほとんど感じていなかった。
ただし、シクロスポリンの服用が始まり、今後どうなっていくのかという不安はどうしても頭によぎってしまいます。
シクロスポリン服用に至った経緯
本来であれば、もう少し時間をかけてプレドニンの服用を続けていくか、ステロイドパルス療法に移行するといった手段もあったようだ。
順当に進めるのであればステロイドパルス療法に移行するのもありだが、ステロイドパルス療法で効果が現れなかった場合は、今回処方されたシクロスポリンの服用による治療法に移行するようです。
そうなると、ステロイドパルス療法の効果次第で入院期間がさらに長くなることになると。
実は、私は3日ほど前に担当医の先生に対し、5月中の退院を強く望んでいることを伝えていた。
もしも尿たんぱくの減りが遅いのであれば、多少副作用が強く出たとしても次の治療法に移行したいです。
お気持ちは分かりました。
症状と数値を鑑み、腎臓内科として意見をまとめる必要があるため、少しお時間をください。
私から先生へのお願いが吉と出るのか凶と出るのかは現時点では分かりませんが、私の想いを受け止めてくれたことに強く感謝しています。
不安もありますが、折れずに闘病生活を続けていきます。
コメント