シクロスポリンを服用してから6日が経過。
そして、週に1度の畜尿検査を迎える。
数値が改善していることを何度も願った結果は・・・
シクロスポリン
免疫抑制剤の1つ、シクロスポリンを服用してから6日が経過。
約4週間プレドニンの服用を続けたが、尿たんぱくの数値が思うように減少しなかった。
最初の時期こそ、それ相応に尿たんぱくは減少していた。
しかし、徐々に減少ペースが落ちてくる。
3月25日:5.77(初診時)
↓
4月22日:3.35
↓
5月02日:3.18
不安とともに焦りが出始めます。
そんななか始まったシクロスポリンの服用。
一番の心配は家族。
妻は私の入院とほぼ同時期に育児休暇を終えて職場復帰。
心身ともに疲れ果てていく妻と3人の娘たちが目に浮かぶように毎晩想像できる。
私に気を遣い、そんな様子は微塵も見せない妻と娘。焦る気持ちを抑えられなかったです。
ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群であっても、約8割の患者が快方に向かっていくという免疫抑制剤とプレドニンの併用に、どうしても必要以上の期待を抱かざるを得ない状況でした。
シクロスポリンの詳細については以下の記事をご覧ください。
畜尿検査
まず、検査前日の朝10時から翌日10時までの24時間分の尿を溜めます。
翌日の朝一の尿だけは、採尿用として別容器に溜めます。
朝一の採尿で数値を測定し、1日溜めた畜尿量を考慮し計算式に当てはめる。
そうすると、正確な尿たんぱくの数値を測定できるようです。
この畜尿検査は、1週間に1度のペースで実施しています。
ちなみに、この畜尿検査とは別に、朝一の再尿検査(簡易検査)も1週間に1度実施しています。
毎週行っている畜尿検査は、どうしても期待と不安が混ざり合います。
今回はシクロスポリンを服用してから初めてとなる畜尿検査ということもあり、さらに気持ちが高ぶりました。
検査結果
不安と期待を抱きながら、先生が結果を報告に来てくれるまで病室で待機。
今回ばかりは何をしていても時間の経過が遅く感じた。
病室を出て水でも買いに行こうかと思った。
しかし、そのタイミングで先生が来たら説明を聞くのが遅くなると考え、じっと堪えて病室で待とうとするほどに精神的に追い込まれていた。
15時ぐらいだったろうか。
先生が病室に来た。
検査用紙を見ながら先生の説明に必死で耳を傾ける。
検査結果は以下のとおり。
3月25日:5.77(初診時)
↓
4月22日:3.35
↓
5月02日:3.18
↓
5月13日:2.58
停滞していた尿たんぱくの減少ペースが上がっていた。
一般的な人と比べるとまだ減少ペースは遅いようだが、それでも嬉しかった。
言葉では表現しづらいこの感覚。とにかく嬉しかったです。
今後
シクロスポリンの副作用で腎機能の数値が若干悪化していた。
6月1日には長女が通う学校の運動会も控えている。
参加自体諦めていたが、少し希望も見えてきた。
行けたとしても、少しの時間になるでしょう。
でも、少しでもいいから見たい、見てあげたいという気持ちが抑えられない。
何とかこのペースで尿たんぱくが減少し、腎機能も持ちこたえてくれと強く願う。
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