微小変化型ネフローゼ症候群の体験談ブログです。
最近になってムーンフェイスを強く実感するようになりました。
プレドニン(ステロイド)の副作用かと思われますが、私が体感している症状をここに記します。
これから投薬を控えている方の参考になれば嬉しいです。
プレドニン(ステロイド)服用状況
プレドニンは、尿たんぱくの減少に効果のある薬です。
ネフローゼ症候群以外の病気でも服用することが多くある薬の一種です。
現在、私がプレドニンを服用している状況は以下のとおりです。
・服用量は45mg/日
プレドニンの副作用の一つに、脂肪の分解や合成が強められ、手足の脂肪が減少するといったものがあります。また、体幹や顔、首の後ろには脂肪がつきやすくなります。そのため、頬下がぷっくりと丸みをもち始めます。
顔が月のように丸くなる様子を、ムーンフェイスといいます。
プレドニン(ステロイド)の副作用については以下の過去記事をご参照ください。
プレドニン服用初期
プレドニン服用初期は、ムーンフェイスはまったく見受けれませんでした。
むしろ食事制限もあり、顔がやつれていく様子が目に見えて分かるような状態でした。
それは、妻が私の顔を見て心配するほどです。
ちなみに下の写真は入院中の夕飯の一例です。
プレドニン服用2,3週間超
やつれて見えた顔が、元の状態に戻っていくように感じます。
お見舞いに来てくれる人も、「見た目は変わりないのにね」と言うほどです。
ただ、この時点で体重は入院前と比較し5,6キロ落ちています。
いま考えれば、この時期からムーンフェイスは発生していたのかもしれません。
プレドニン服用1ヶ月超
鏡を見ると、明らかにムーンフェイスだと分かるぐらいに肉付きがよくなっていることに気付きます。ただし、私の場合は入院前の体重が73キロ近くあったため、顔もかなりぽっちゃりしていました。
さすがに入院前ほどではないですが、近いぐらいまで肉付きがよくなっていることが分かります。
この時点での体重は約62キロ。
顔だけ見てると11キロも体重が落ちたようには見えません。
ただ、首から下は別人のように痩せました。
お腹回り、太もも、ふくらはぎなどが特に細くなりました。
脂肪が落ちたというよりは、筋肉が落ちたといった印象です。
ムーンフェイスと体重
ネフローゼ症候群を発症した患者は、食事療法が必要となります。
たんぱく・塩分・カリウム制限を行うのです。
入院生活中の食事は1日あたり1,800kcal前後で設定されています。
詳しい食事療法ついては以下の過去記事をご参照ください。
食事制限に加え、プレドニンの副作用で筋肉量が減少していきます。
こういった事情が重なり、体重はどんどん落ちていきます。
プレドニン服用前に、担当医の先生からこんなことを言われた記憶があります。その時はイメージを抱くことができませんでしたが、今となっては理解できます。
入院中は体重が落ちていくと思います。ただ、顔周りはムーンフェイスの影響でふっくらしていくと思います。
体重が落ちるのに顔周りはふっくらしていくんですか?
そう。あまり想像できないですよね。
まったく想像できないですね・・・。
入院中は食事・運動制限もあり、体重が減少していく傾向が強いようです。
逆に退院後は、体重が増加していく人が多いようです。
退院後に食事制限がどこまで解消されるかは人それぞれだと思いますが、体重増加とムーンフェイスは密接な関係にあります。
ムーンフェイスはプレドニンの服用が継続的に必要な方を悩ませる副作用の一つです。特に女性や美意識の高い方は、精神的負担を大きく感じることもあるでしょう。
どこまで減薬が進めば解消されていくのかも含め、今後もブログで情報発信していきます。
私が体感している現在の副作用
薬を長期服用していると、今まで現れてこなかった副作用が徐々に出始めることもあるようです。
現在、私が体感できる副作用は以下のとおりです。
・若干の倦怠感
・皮膚が剥けやすくなる
・手首の痛み
・体の発疹
・ムーンフェイス
今後、新たな副作用が出始めたら、ブログを通して発信していきます。
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