微小変化型ネフローゼ症候群の体験談ブログです。
本日は週に1度の畜尿検査結果が判明する日。
入院生活70日目に突入しても、この日ばかりは毎回緊張します。
尿蛋白の数値が改善されていることを切に願います。
尿蛋白の減少と薬の効果
入院当初、約4週間ステロイド(プレドニン)の服用を続けました。
しかし、尿蛋白が思うように減少せず。
そこで免疫抑制剤の一つ、シクロスポリンの服用が始まることになりました。シクロスポリンはジェネリック医薬品。ネオーラルの後発薬です。
ステロイドとシクロスポリンの双方を服用することで、尿蛋白の減少を促すことが狙いです。
現在服用中の薬
ステロイド服用状況
ステロイド服用61日目。
現在の服用量は40mg/日。
ステロイド(プレドニン)の詳細については以下の記事をご覧ください。
シクロスポリン服用状況
シクロスポリン服用36日目。
服用量は150mg/日。
シクロスポリンの詳細については以下の記事をご覧ください。
前回までの検査結果(尿蛋白)
3月25日:5.77(初診時)
↓
4月22日:3.354
↓
5月02日:3.186
↓ ※5月07日よりシクロスポリン服用
5月13日:2.586
↓
5月20日:2.319
↓
5月27日:1.613
↓
6月03日:1.676
シクロスポリンの効果もあってか、徐々に尿蛋白が減少。
しかし、6月3日の検査では初めて数値が悪化する結果となりました。
このままいけば6月下旬には退院目安の数値までもっていけるかと思っていたので、とても残念な結果に気が沈みかけました。
予定していた退院時期
当初、腎生検を行うため1週間の入院を予定していました。
しかし、腎生検の速報結果が思いのほか早く出たことにより、そのまま治療入院へ移ることに。退院時期の目安は概ね1ヶ月~1ヶ月半後と言及されていました。
そして、現時点では退院時期未定。
ステロイド抵抗性の症状が見受けられるため、下手に期待を持たせるのも良くないといった判断が先生の間であるようです。
簡単に説明すると、以下のような流れで退院時期が延び延びになっています。
↓
5月下旬退院予定
↓
6月上旬時点で退院時期未定
最新の検査結果
6月10日付けの最新の検査結果は以下のとおりです。
3月25日:5.77(初診時)
↓
4月22日:3.354
↓
5月02日:3.186
↓ ※5月07日よりシクロスポリン服用
5月13日:2.586
↓
5月20日:2.319
↓
5月27日:1.613
↓
6月03日:1.676
↓
6月10日:1.709
今回の検査でも尿蛋白の数値が上昇する結果に。
その日の体調によって数値が前後することがあるとは聞いてはいたものの、さずがに2週続けての上昇は言葉を失いました。
ちなみに退院の目安は以下となります。
・ステロイド服用量30mg以下
まだまだ退院目安までは長い道のりが続きそうです。
ステロイドの減薬
ステロイドの投薬量は患者の体重などを基に決定されます。
私の体重は70日間の入院生活を経て13kgほど減量しました。
そのため、現在40mg/日を服用しているところ、明日から5mg減の35mg/日へと投薬量が変更されることになりました。
尿蛋白の数値が上昇しているタイミングでの減薬は、後ろ髪を引かれる思いでいっぱいです。
ただし、ステロイドは副作用も強いため、ここで無理をしてはいけないことも十分理解できます。ましてや免疫抑制剤のシクロスポリンも併用しているため、無理は禁物。
ステロイドの減量によって副作用が低減されるかもしれない。といった前向きな考え方をするようにします!
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