私はネフローゼ症候群という病気を発症し、日々の生活で食事療法が必要となりました。
人が生きる上で重要な役割を担っている腎臓に何らかの障害が発生した場合、食事療法がとても重要となります。
私の体験談を交えた食生活に関する記事が、同じような理由でこれから食事療法の開始を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
ネフローゼ症候群で注意すべき食事内容
一般的によくいわれるのが「たんぱく質」、「塩分」、「カリウム」制限です。
何らかの要因で腎臓の働きが低下している場合、食事療法でコントロールすることが大切です。
詳しい食事療法の内容については食事療法をご覧ください。
参考:入院中の食事
ネフローゼ症候群や腎臓にかかわる病を発症し、これから食事制限が必要な方やご家族に見ていただきたいのが入院中の食事です。
これから紹介する食事は、実際に私が入院中に食べていた内容となります。
ある日の食事
朝食
ご飯、スクランブルエッグ、野菜ソテー、ふりかけ、低たんぱくビスケット
- エネルギー:521kcal
- たんぱく質:10.6g
- 脂 質 :17.2g
- 食 塩 :1.5g
ふりかけもついているので、おかずに困ることはありませんでした。
見た目は少し寂しいですが、食べてみると満足できます。
昼食
低たんぱく米、クリームシチュー、茹で大根サラダ、マヨネーズ、ヨーグルト
- エネルギー:762kcal
- たんぱく質:23.0g
- 脂 質 :27.5g
- 食 塩 :1.7g
テンションが上がります。
家にいたら思わずおかわりをしてしまいそう・・・
夕食
低たんぱく米、あんかけ蒸し魚、スープ煮、中華和え、フルーツ缶
- エネルギー:493kcal
- たんぱく質:15.0g
- 脂 質 :6.0g
- 食 塩 :1.6g
私だけかもしれませんが、あんかけ料理は満腹感を得られます。
まとめ
大好きなクリームシチューも食べられ、とても満足感のある一日の食事でした。
量や調理方法を工夫すれば、好きな料理も食べられるというのが身に染みて実感できました。
腎臓病患者向けの料理本も多数出ていますので、そういった書籍から情報を得て調理方法を工夫するのも一つの手ですね。
心境の変化
かれこれ入院してから4週間が経過しますが、完全に胃袋は慣れました。
病院内にコンビニがあるため、最初のうちは誘惑に負けそうにもなりましたが、いまとなってはまったく気にもなりません。
毎日コーヒーを飲まなければ気が済まなかった私が、水と食事の際に出てくるほうじ茶?しか飲んでいません。
慣れってある意味恐いなとも思ったりします。
人間の体はいろんな場面に順応できるようにできているのだと実感。
これから食事制限が始まる方も、決してめげずに頑張ってみてください!
意外かもしれませんがきっと慣れるはずです!!
そして、食事の時間が楽しみになっていきます。
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