検査入院前の内視鏡検査

検査
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内視鏡検査

入院の5日前、内視鏡検査を実施した。
昔でいう胃カメラ検査だ。
内視鏡検査を受けた人からは、良いうわさを聞いたことがない。
辛い、苦しい、吐きそうになる。などなど・・・。

私は内視鏡検査を受けたことがないため、少し不安に思いながら受付をすます。
朝一で予約が入っていたからか、とんとん拍子で名前を呼ばれ、あっという間に処置室の前につく。

そして、すぐに名前を呼ばれた。
まったくもって心の準備ができていないため、恐る恐る処置室へ入る。

紙コップに白っぽい液体が入ったものを渡され、飲むように指示される。
不味い・・・。と感じ、ちょびちょびと飲んでいると、看護師が「一気に飲まないと逆にきついですよ」と、笑いながら話しかけてくれた。

少し緊張の糸がほぐれたものの、恥ずかしくなって一気に飲み干した。

検査スタート

ベットの上に横たわるよう指示され、横になる。
すると、自分の周りに次々と手際よく内視鏡検査に必要と思われる機材や道具が並び始める。
あっという間に準備が終わり、注意事項を説明され検査がスタートする。

早速、苦しくなる。
早速、吐きそうになる。

嗚咽とともに呼吸できない状況が続くが、看護師は「鼻から息を吐いてください」というがとてもそんなことができる状態ではなかった。
開始早々最悪の気分になるものの、この最初の入り口辺りが一番経路が狭く、苦しく感じるから頑張れと励まされる。
看護師の言葉を信じグッと我慢していると、ある地点から少し楽になった。

いや、楽になったという表現は誤解を招く。
気持ちが悪く嗚咽が止まらない状況には変わりないのだから。

どんどんとホース上のカメラが体内に入っていき、その感覚がとても気持ち悪い。
カメラが胃に到着したらしく、担当の先生が「少し洗浄します」という。
すると、途端に嗚咽の頻度が増し、息ができなくとても苦しい状態になる。

ホース上のカメラが体内に入っていく様子が気持ち悪く、目をつぶる。
すると、周りの看護師から一斉に「目を開けて●●のあたりを見ていた方が楽ですよ」といわれる。

正直、目を開けるメリットがまったく分からないものの、医療関係者の言葉を信じて目を開けることにした。

とにかく早く終わってほしいと願い続け、ようやく検査が終わる。
終わったころには放心状態の自分がいた。

グロッキーとはこういった状態のことを指すのかと思い知らされる。
そして、健康であることがどれだけ幸せなことなのかを身にしみて感じた。

先生との診断

便潜血検査のキットを再検査の日に渡されていたので、提出。
今回の内視鏡検査もそうだが、「がん」の可能性も少なからずあったので検査を行ったと告げられる。

「がん」という言葉に驚き、先生との会話の間が少しあく。

年齢的にがんである可能性は極めて低いですが、念のためです。

そうなんですね。分かりました。

変に不安にさせたかもしれないけど、「たぶん大丈夫だろう」という観点で診断をしていくと、取り返しのつかない見逃しが発生しますからね。

とても親身に私の体のことを考えてくれている様子が言動からうかがえたため、とても嬉しかった。そして何より、次の配慮が完全に先生と私の壁を取っ払ってくれた。

来週の火曜から入院ですね。朝9時に奥さんも病院へこられますか?

その日は一番下の子の入園式があるので、妻はこれません。

・・・.

入園式は何時に終わりますか?

12時ぐらいには終わると思います。

それじゃあ入園式はあなたもでて、終わったら奥さんも一緒に病院にこれますか?

思わず看護師が・・・

先生、入院手続きは午前中って決まってますけど大丈夫ですか?

大丈夫。何とかするから。

この先生のご配慮もあり、私は子どもの入園式に出席することができた。
検査自体は最悪だったが、最後の最後でハッピーな気持ちになれた。

この病院は東京でもかなり大きい規模の病院だ。
この先生のご配慮がどれだけイレギュラーなことかは分からないが、とてつもなく嬉しかった。
そして、3番目の娘の入園式は、また違った意味で特別な感情を抱きながら出席することになる。

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